e・パーセル電子宅配便 - イーパーセル株式会社

ニュース

2009年11月17日 『フジサンケイ ビジネスアイ P12』記事要約

イーパーセル: 大容量データ配送信サービス
                ~知名度向上へ個人"無料開放"「電子宅配便パーソナル」~

企業向けに大容量のデータ送信サービスを展開するイーパーセル(株)(本社:東京千代田区)が、個人向けに7月から始めた無料ファイル配送サービス「電子宅配便パーソナル」の登録者が1,000人を突破した。

イーパーセルが企業向けに行っているのは、電子メールでは対応できない大容量のデータを、インターネットを利用して安全・確実に送信するサービス。専用ソフトをインストールするだけで、ファイルを暗号化し専用サーバ経由でストリーミング方式で送受信する仕組みだ。

送受信途中で通信が遮断されても、未送受信データを自動的に再送する機能など、セキュリティを確保する高機能が標準装備されている。

これまで、すでに企業約5000社と契約しているが、法人需要のもう一段の掘り起こしを進めるために、個人ユーザ向けの大容量データ配送サービス「電子宅配便パーソナル」を無償で利用できるようにした。

北野譲治社長は「通信環境が不安定な国や地域との通信も確実にできるなど、セキュリティの高さも含めて他社の個人向け通信サービスよりも優れる」と自慢する。

個人向けサービスは、法人向けが専用ソフトをインストールする方式なのに対し、これが不要なうえに、Webブラウザ上で利用手続きできるなど、簡便性が売り物。個人向けの場合、1回に送信できるデータ容量は50MBまでで、画像やパワーポイントなどのデータ送信に利用するケースがほとんどという。

同社では、個人の利用が年間数万件規模にまで増えれば、収益事業として展開できると予想。その際には大手商社などと提携した上で、コールセンターを設置するなどの体制を整える考えだ。

イーパーセルは2001年に設立し、これまでは、1.メーカーが海外の生産・開発拠点とCAD(コンピューター支援設計)などの大容量データを送受信する 2.金融機関や研究機関が機密文書や伝票などのデータを数百から数千の取引先と自動的にやり取りする -などの用途を中心にサービスを展開してきた。

こうしたサービスを利用すれば、専用回線を確保する必要がないために、中堅中小企業も容易に大容量のデータ送受信ができる利点がある。同社では契約した企業の利便性を高めるために、ファイルを送受信できる高性能のサーバを企業向けに提供するサービスも、近く始める予定だ。

電子宅配便パーソナル(個人向け無料サービス)

e・パーセル電子宅配便(企業向けサービス)

 

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