e・パーセル電子宅配便 - イーパーセル株式会社

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2012年2月3日 『日経産業新聞』(5面) 記事要約

国内介さず 速度10倍に!!
                    ~ 海外拠点間でのデータ通信 - イーパーセル 信頼性も確保 ~

e・パーセル電子宅配便サービス(電子データ配送サービス)を提供しているイーパーセル株式会社(東京 千代田区/北野譲治代表取締役社長)は、企業が海外の拠点間でデータをやりとりする際の通信速度を、従来の10倍に高めた。企業が海外拠点に持つサーバにデータ配送機能を組込み、国内のサーバを介さずとも直接拠点間でやりとりできるようにした。通信技術を改良することでデータ配送速度を上げると同時に、信頼性を確保した。

 

同社が2月3日にリリースした製品「e-Parcel Satellite Server 1.0」は、これまで同社のサービスでは、データ認証から配送、配送後のデータ管理まで国内にある同社のサーバを経由しており、3次元CADデータ(設計データ)など大容量データの配送では顧客のネットワーク状況により時間がかかる場合があった。例えば、日本と西海岸で利用するケースでは、1GBの送受信に1時間程度かかる企業もあった。

そこでデータを配送する機能を、企業が各拠点に持つサーバに組込み、拠点間で直接やりとりすることで配送時間を短縮した。日本のサーバは配送の記録(トラッキング)など管理に使う。

大容量データを高速配信できるインターネットの通信手順「UDP/IP」を採用した。UDPは高速通信が可能な反面、途中でデータが欠損しても復元しないなど通信手段としての信頼性に欠けていた。

同社は、信頼性の高い通信手段「TCP/IP」で高い実績を持つ。エラーからの自動復旧機能を持つTCPでのノウハウを生かすことで、独自の通信手段を開発した。これをUDPへ応用することで速度と信頼性を両立させた。もし、データ配送の途中でデータの一部が欠損した場合でも、自動で回復できる。

料金は月額使用料と初期費用が必要(個別見積り)。まず、自社でデータ配送の仕組みを持たない中小企業を中心に売り上げアップを目指す。

e-Parcel Satellite Server 1.0 製品リリース(Ver.1.0.1005)について

e・パーセル電子宅配便 サービス概要

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