e・パーセル電子宅配便 - イーパーセル株式会社

ニュース

2013年2月5日 『週刊エコノミスト』 (第91巻 第5号 P48-49) 記事要約

  名門高校の校風と人脈 / Vol.30
                岡山朝日高校(岡山県立·岡山市)

現代物理学の父など学者多数 文学·アニメ·ファッションでも

キャンパスは、名園として名高い後楽園の南東、旧制第六高等学校の跡地にある。正門、書庫などが現存しており、国の登録有形文化財に登録されている。

学校の公式見解による創立年は1874(明治7)年であり、岡山中学校として独立したのは1879(明治12)年である。戦後の学制改革で、岡山第一高校となり岡山第二女子高校と統合され、岡山朝日高校となった。

 

仁科記念賞

教育方針は「自主自立を重んじ、自由を尊重する」こと、「自重互敵の精神」である。生活態度は「のびのびときまりよく」を目標としている。

長い伝統に培われ、名門進学校の座を堅持している。この3年間の大学入試では毎年度、東京大学に8-19人、京都大学に16-19人、大阪大学に23-28人、地元の岡山大学に50-58人が合格、県内高校のトップ級だった。

学者で最も著名なのは、日本の「現代物理学の父」といわれる仁科芳雄である。日本で初めてサイクロトロン(核粒子加速装置)を完成させ、多くの弟子を育てた。原子物理学とその応用に関して優れた業績をあげた比較的若い研究者に贈られる「仁科記念賞」が今に残されている。2002年に後輩で1970(昭和45)年卒の井頭政之が受賞している。(中略)

 

大原美術館理事長

経済界では、日銀出身で全日本空輸のトップを務める一方、中国との貿易を通じて国交回復に尽力した岡崎嘉平太が卒業している。現在の全日空会長の大橋洋治も卒業生である。

倉敷紡績のオーナー家の生まれで社長をし、また大原美術館理事長も務めた大原総一郎、第一銀行、帝国銀行の頭取を歴任した明石照男が旧制の卒業である。

(中略)

筑波大学大学院教授でロボット工学の研究者である山海嘉之は、研究成果を活用するために大学発ベンチャー企業のサイバーダインを設立し、サイバニクス型ロボットスーツを製造·販売している。

ベンチャーの創業者が、もう一人いる。96年からイーパーセル社長をしている北野譲治で、企業の大容量機密ファイルを安全·確実·高速でネット配信する事業を伸ばしている。

 

三権の長を独占

旧制岡山中学で学んだ人物が「三権の長」であった期間がある。首相の岸信介、衆院議長の星島二郎、最高裁判官の田中耕太郎の3人で、58(昭和33)年のほぼ半年間が、重なっている。(中略)

 

VANブランド

メンズファッションで一世を風靡した石津謙介が、旧制岡山第一中学の卒業生である。「VAN」ブランドとして知られるヴァンヂャケットを創業し、「アイビールック」を紹介して若者のファッション文化に変革をもたらした。会社を78(昭和53)年に倒産させてしまったが、その後もファッションデザイナーとして活躍した。(以下省略)

(ジャーナリスト 猪熊建夫)

[敬称略 会社名·肩書などは当時]

 

 

e・パーセル電子宅配便 サービス概要

e・パーセル電子宅配便 製品概要

 

戻る  

お問合せ先

本サービスの導入に関するご相談・ご質問につきましては、下記までお問合わせください。

イーパーセル(株)営業部:E-mail sales@e-parcel.co.jp

※Webサイトお問合せフォームからも受付しております。