e・パーセル電子宅配便 - イーパーセル株式会社

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2014年5月30日 『日経産業新聞』 (6面) 記事要約

  イーパーセル - 企業間データ通信 安価に
                                ソフトをダウンロード - 専用線の10分の1

電子データ配信サービスのイーパーセル(東京·千代田 北野譲治社長)は、企業の拠点間や取引先との間の通信で大容量データを低コストでやり取りするシステムを開発した。各拠点で専用ソフトをダウンロードするだけで導入できるのが特徴で、専用線を敷設する場合と比べ、費用を10分の1程度に抑えることも可能。メーカーと卸·小売店間の受発注などで利用を見込む。

新システムは各拠点で専用のソフトウェアをダウンロードするだけで、インターネット経由で受発注や販売実績などの大量のデータを自動で送受信できる。大手企業の場合、高価な専用線や、通信会社が提供する通信網を複数企業で使う「IP-VPN(仮想私設網)」などを利用することが多いが、システム構築には時間がかかり、コストも割高になる。

イーパーセルが開発したのはインターネットを使ったVPNの一種だが、特別な機器の導入や設定が不要。費用は個別見積もりだが、大手飲料メーカーと小売りチェーン間の受発注システムを請け負ったところ、専用回線と比べ導入コストが1割程度で済んだ。大手製造業などの個別の引き合いに応じてきたが、需要が多いと判断。パッケージ化して拡販する。

大手企業でクラウド導入が進んでいることにも対応する。クラウド化を進める企業でも、会計や人事などは既存システムを利用しているケースも多く、既存システムとクラウドサービスをつなぐ需要も取込む。年間30~50社の導入をめざす。

イーパーセルは専用線並みの安全性を保ちながら、ネット上で割安に大容量の電子ファイルをやり取りするサービスを提供。大容量のCAD(コンピュータによる設計)データなどを海外拠点とやり取りする大手製造業などの顧客を抱える。確実にデータを送受信する技術に定評がある。

 

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